監督候補にアタマを下げて勧誘する際には、複数年契約が一般的。
しかし、こうした複数年契約はクセがある。
成績不振などで途中解任する場合には、たいてい
残りの契約期間内の給料
を払わなければならない。
ただ、そうした場合でも、すぐに別チームの監督に再就職すれば、残りの契約も給料の支払いも終了だ。
さて吉田達磨元監督。
柏では2年契約の1年目で解任。
柏は、残り1年分の給料を払わねばならなかった(はずだ)が、解任後すぐに新潟の新監督として
就職したので支払いセーフ
だった模様。
そして今年は、新潟の監督を解任・・・。
新潟は、昨シーズン末に監督招聘交渉に行き詰まり、三顧の礼で吉田監督に迎えた経緯がある。
年俸こそ安いだろうが、オプション契約の内容は優遇されている・・・ことは容易に想像できる。
新潟は、契約期間の残り部分の給料を来年も払わねばならないハズだ。
しかし、ここにきて朗報。
甲府では、次期監督として吉田監督をリストアップ、既に事務所で動いているとか。
どうぞ、どうぞどうぞ。
甲府の皆さん。吉田監督、
すごい良い監督だぞ(棒)。
(参考1)清水は、解任した監督経験者(たぶんゴトビ)に対し、契約期間内の給料を払わなかったために訴えられている。
解任しても踏み倒し状態のチームもあるかもしれない。
(参考2)甲府は甲府で、解任した三浦トシヤ元監督に長いこと給料払っていた苦い経験がある模様。