各チームの2011年度財務状況が公表されている。
クラブライセンス制度で設けられている当面のハードルとして、2014年決算までに
① 債務超過状態になっていないこと。
② 3期連続で赤字を出さないこと
が目標。
①については山形、横浜M、神戸がアウト。
②については横浜Mと神戸がアウト。
ただ、山形も実質的な増資は可能だろうし、横浜Mはみなとみらいから撤退すれば赤字脱却も可能。神戸は、金かけて選手を集めなくても良い状態になっているので、いずれも問題はなさそう。
さて、新潟。
赤字スレスレ状態で経営は、なんとか維持できているが・・・、この先は真っ暗。
歳入に占める入場料収入の比率が高いという特徴の中で、入場料収入は毎年激減状態だから。
たぶん入場料収入だけの比較では、次の決算で仙台に抜かれる。
ホーム観戦しないで、外野で騒ぐ当管理人的な存在が一番の害悪か?
某幹部が、サッカー批評で、
「タダ券のばらまきをやめて、チケットにプレミアが付くようにするのが理想。」
なんて言っていたけど、現実問題としてビッグスワンはスカスカ。
そんなプランは完全に破綻してしまいましたな。
当面、入場料で穴が空く分、
「新潟に縁故がないスポンサーも積極的に掘り起こさなければいけない・・・。」
って言うのは簡単だけれど、この先、MSNのようにタナボタはそうあり得ない。
現社長は、2009年の就任時に、
「経営基盤を確立し、強いチームを作っていければと思います。」
と一席ぶっていますので、そろそろ経営面での結果が欲しいと思いまする。