鹿島の戦いぶりは、J強豪の中でも異質だ。
チャンスが無くても、得点が無くてもベンチも選手もビビらない。
そんな中で残り30分とか20分というタイミングで、
さあ、行こうか。
そんな形でギアチェンジをして、得点を挙げて勝ち抜けてしまう。
さて、今節の鹿島×新潟。
珍しく前半の入りが素晴らしく、ひいき目抜きでも最下位のチームには見えない。
全てが連動とまではいかないが、10回に1回は歯車がガチーンと音を立てて噛み合う感じ。
ダゾーン解説陣は、右サイド前目でキープする矢野を厳しく評価していたが、今までの(略)。
少なくとも
「約80分間、新潟の守備陣をお楽しみください。」
という展開ではなくなった。
こりゃ、後半の「さあ、行こうか」を凌げば、勝ち点ゲットできるんじゃね?
そんなことも脳裏をよぎったが、案の定、
甘い考えはもろくも粉砕。
らだ、収穫はそれなり。
もう、降格戦線からの脱出は厳しくなったが、
お先真っ暗感は抜け出た
そんな予感。
(蛇足)毎度毎度センターDFの集中力が、切れるところを見事に狙われるよな。
90分間切れない方が無理なので、個人攻撃をするのは酷だが。
逆に新潟の攻撃陣が、相手の集中力の切れを生かしきれない方が問題なのか?