17日に、北野の移籍と黒崎新監督の就任が発表。
もうちょっと、引っ張るもんかと思いきや、意外なタイミングであっさり決定。
まず、北野。
反町元監督の名セリフに、
金か、金なのか!
というのがあるが、今回は、まさしく金だったのだろうなあ。
常に活躍できる選手が2~3割で大半が控え・・・という特殊なポジションなだけに、好セーブ率を達成した今期こそ、北野が売り手側で動ける
最初で最後のチャンス。
1,000万円でも高い方に釣られてしまうのは、理解できるし止められない。
27歳の北野がJ1で稼働できるのは、あと数年。
新潟は、他チームのGKのように、3,000万円とか5,000万円とか払えないもの。
サラリーマンの平均生涯賃金(高卒で2億2千万円)にどこまで近づけるか、頑張れっつーところ。
感謝の気持ちで送り出そう。来年の大宮公園でのブーイングは容赦しないが。
さて、黒崎新監督。
新潟がJ1昇格&J2優勝を決めた試合のピッチに立っていた、今や稀少な人材だ。
相手チームの選手だったけれどな。
試合終了後、サポに挨拶もせず、そそくさとロッカーに引き上げる大宮選手陣。
新潟から移籍していった黒崎は・・・、悔しそうな顔でもしているのかな・・・と観ていたが、意外とサバサバしたもので、
「こんな修羅場、いくらでもくぐっているぜ!」
と言いたげな表情が印象的でした。
来年も修羅場を乗り越えて・・・じゃなく、修羅場を造らないようにお願いします。
(参考)100万円の束は、ピン札で1cm、古い札だと2-3cmに。1,000万円にもなるとかなりかさばり、ちょっとしたバッグが必要である。目の前に積まれるとね、ココロ揺らぐのがわかるよ。