ぶっちゃけ、大分の経営難の度合いが深刻。
9月の段階で大分県に2億円の借り入れを申し込んだと思ったら、今度はJリーグに公式試合安定開催基金の借り入れを打診。
公式試合安定開催基金は、文字通り試合を開催するための資金を融通するもの。
一部のマスコミは「残り2試合のホーム開催が絶望」と報道しているが、試合開催・・・は口実で、年度あけてスポンサーから資金が入るまでの繋ぎ融資ってとこなんでしょう。
草津だの鳥栖の前例もあるので、すんなり金は借りられるのだろうが、
借金は返さないと
いけない。
大分は、シーズン前半の低迷を受けて、監督交代の出費(新監督の年俸+前監督の違約金)や菊地の年俸など、数億とも伝えられるバカにならない額の金を払ったが、J2への降格であまり意味のない結果に。
来年は、極端な緊縮財政の下、高額選手は総放出必至だ。
この点、対照的なのが甲府。
J1で苦戦しm降格の危機に直面した際に、フロントは、
「J1に固執するよりも、チーム存続のために財政を健全化しておくことが大切。」
と割り切って、あえて無理めな選手の補強などを行わなかったそうな。
その結果、甲府は、J2へ落ちたものの最低限の戦力や財政力を維持したまま、今年も昇格戦線で戦っている。
来年の大分は、どこまで頑張れるだろうか・・・。
風の噂では、各地方チームのフロントは、こうした話をよく情報交換をしているのだそうで・・・。明日は、我が身と戦々恐々とか。
スポンサー探しに苦しむ新潟も、その一つなんだろうね。
今朝の新潟日報を読む限り、鈴木監督の契約終了はチーム側から持ちかけられたようだから、緊縮財政という側面から
「契約したくても(金が無くて)更新ができなかった。」
という線があるのではないだろうか。
そうすると、月末の選手契約の更新も・・・。